人生で最もハマったオフラインゲームは?と聞かれたら、私は間違いなくRPGツクール3と答えます。
今となっては多くのバグツールを送り出していることで悪名高いRPGツクールですが、1997年にプレイステーションで発売されたRPGツクール3は間違いなく神ツールでありました。
知らない人のために説明すると、RPGツクールはその名のとおり、自分でオリジナルのRPGを作れちゃうゲームなのです。
キャラクターの見た目などは基本的に用意されたものの中から選ぶことになりますが、
・キャラの名前、職業や特徴
・冒険する世界、町やダンジョンの構造など
・手に入れるアイテムや武器防具の設定と強さ
・立ちはだかるモンスターのHPや使ってくる魔法
・シナリオやセリフなど、ストーリー全般
これらを思いのままに表現することができます。
まぁ、シナリオ部分のイベントを作り上げるのはかなりホネの折れる作業で、大半の人がここで挫折してしまうわけですが、このゲームを購入したことがある同志たちは、それぞれが思い思いの黒歴史を描いていたことでしょう。
発売されてから世に出たRPGツクール3一本一本に、それぞれの熱いドラマ、プロジェクトXがあったことと思います。
私もそんなツクラーの一人。
以前、学生時代の黒歴史をまとめていたのでこちらもどうぞ。
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下らない創作をしていた頃が愛おしい
現在では素人がRPGを作れる環境って昔よりも整っているし、ネットにアップすれば誰かに遊んでもらうこともできます。
なんなら自分で遊んで実況プレイをして、youtubeに上げる事だってできますよね。
なんですが、私もいいオジサンになってしまったようで、年々創作欲が減ってしまって、空想をすることに殆どワクワクしなくなってしまいました。
幼い頃はゲームクリエイターになるのが夢だったし、最近でもモノリスソフトの人員募集に興味を持ったりもしたんですけどね…
そうそう、数年前までは作曲なんてこともしていたんですよ。
こっ恥ずかしいポエムに歌メロとコードを乗せて、一生懸命練習をして、ライブをやったりもしました。
そして友人をライブに誘って見てもらったりして。今となっては感想を聞くのも怖いですね。
でも、今思えばそれが人生の楽しさなんじゃないかと思うのです。
振り返れば下らなかったり情けない創作でも、一生懸命やる情熱は何物にも代えがたい愛おしさがあります。
パクリばっかりのクソみたいなRPGを作っていた学生時代も、ヘタで支離滅裂なポエムを全力で歌っていたほんの数年前も、分かった気になって惰性で過ごしてる今に比べれば、とてもキラキラしています。
何が言いたいかというと、人には言えない創作などを隠れてやっていても、それを恥ずかしがってはいけないということです。
傷つかない場所で分かったフリして生きるよりは、バカにされるくらいの方がマシです。
昔のRPGツクール3の日記を見なおしていたら、なんかそういう風に思ったのです。
そしてこれはなんの記事なんだ?
ゲームコラムじゃない気がするんだが?
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