彼岸から見た景色

思ったことを適当に描いてみるエッセイ

スマホゲームに課金はバカで悪い事みたいな風潮

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3,000円課金してゲットしたキャラ

皆さんはスマホゲームに課金をしていますか?

私もプリンセスコネクトRe!Diveやアナザーエデンといったスマホゲームをプレイしていて、月に2,000円程度の課金をしていますが、どうにも「スマホゲーに課金は悪!」みたいな世の風潮が息苦しいなと思いながら、妻に内緒でコソコソ課金をしています。

ただし、どのスマホゲームをプレイしても欲しいキャラのためにガチャに突っ込むことは無く、月に一回程度の最高レア確定ガチャにお布施程度に課金したり、プリコネに至っては快適にプレイするために月1,000円~2,000円程をポチポチしている感じなのですけどね。

個人的には微課金なら後ろめたくなる必要はないと思っています。

 

そんな私なのですが、先日東京の友人A君と遊ぶ機会があったとき、おもむろにモンストのプレイ画面を見せつけられ、「このキャラは1万くらいだったかな~?」「このキャラは全然出なくて3万掛かった。」なんて話を聞いて、生理的な気持ち悪さを感じたりもしました。

どうやら私の中で、ある程度の基準を超えると「気持ち悪くなる課金ライン」というものがあるようです。

私がしているような月に2,000円程度の課金に対しても気持ち悪さを感じる方もいると思いますし、多分それぞれにそういう「超えちゃいけないライン」があるのだと思います。

 

今回はスマホゲームの課金について、私なりに考えてみました。

ちなみに私の立ち位置としては、スマホゲームもサービスである以上、多少の課金をするのは普通だろうというスタンスです。

 

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課金が悪という風潮に物申す

豪華なスイーツも食べたらサービス終了

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数年前にTwitterなどでよく見かけた2コマ漫画。

元ネタがこれだったかどうかは忘れましたが、拾い物です。

 

これを初めて見たときは、『食事と娯楽を混同して考えるのはどうなんだ?』なんて思ったりもしましたけど、よくよく考えるとランチに限らずカフェの1,000円のパンケーキとかパフェ、居酒屋の一杯500円のビールなんかも「食欲を満たす」以外のところにお金が掛かっています。

いやまぁ、他人との外食で考えると「交際費」的な意味合いも出てくるわけですが、「資産にならないものへの課金」という見方をすると、大して仲良くない知人との食事や、嫌な上司の酔った愚痴を聞く飲み会なんかも大概コスパが悪いです。

 

そもそも大半の人がサービス残業という「会社への課金」を強いられてる。

…いや、これ以上はなんか考えない方がいいような気がしてきた。

 

話が逸れましたが、サービス終了したら何も無くなるのは「自分の人生」も一緒です。

後世に残るものがなにもない人は、本気で死んだら初めからいなかったのと同じなハズ。

 

でも、だからといって自分の人生が無価値、無意味って言ってしまうのはナンセンスです。

ただデータ上の数字をやり取りしてるスマホゲームでも、遊んでいる間の楽しさとかを否定するのは間違いだと思うのです。

 

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趣味に使うお金にとやかく言うな

そもそもスマホゲーに課金するお金だって趣味に使う中から捻出してるんだから、とやかく言われる筋合いがないハズです。

服に5万かけようが、ギターに20万かけようが、興味のない人からすれば「えっ」っていう反応が返ってくるのは間違いないです。

 

問題は何にどれくらいお金を使っているかというところですね。

他に趣味もなく「パチンコに月々3万円使ってます」「スマホゲーに3万円課金してます」なんて人は、つまらないヒマな人なんだなと思われるでしょうし、「毎週スポーツジムに行ってます」「習い事をして月謝を払ってます」という人には魅力を感じやすいのは分かると思います。

 

これは人によって印象が違う部分なので、「大人になっても遊戯王カードにつぎ込んでる」というのに魅力を感じる人もいれば、「毎月数万円使ってロックバンドとライブをしてる」のがカッコイイと思う人もいるでしょう。

逆もしかりですね。

 

他に例えば周りにオンラインRPGで遊んでいる人っていませんか?

あの人達、大半が月額を払ってレベル上げしてるんですよ。

 

つまりは自分が後悔しなければ周りにどう見られようが、何にお金を使ってもいいと思います。

私は冒頭の友人A君の運極レアキャラ一覧を見せつけられたとき、つまんないなぁと思って見ていました。 

 

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面白さが、CS>スマホゲーは間違い

よく「スマホゲームに〇万円課金してる」と言うと、「えー!その金で新作のゲーム〇本買えるじゃん!」みたいなのがあったりしますよね。

これってゲームの面白さが、『プレステとかの普通のゲームソフト(CS)>スマホゲーム』というのが前提なんだと思うんですけど、そもそもこれが間違ってると思います。

 

確かに映像美だけで言えばゲーム機で遊ぶソフトの方がキレイではありますけど、ゲームによってはつまらないストーリーを見なきゃいけなかったり、単調な作業(クエスト)を強いられたり、急にゲームバランスが崩れたり、フルプライスのクソゲーも少なくないわけです。

日本では最高の知名度を誇るファイナルファンタジーですら、最新作のFFXVはゲーム性はともかく、ストーリーは電波そのものだったりしました。

 

ゲーム性についても、スプラトゥーン2はメチャクチャ面白いゲームでしたけど、やられてイライラしないで遊べる人っているの?というゲーム体験だったりします。

対戦ゲームは大抵そうなのかもしれませんけどね。ゲームセンターのガンダムVSシリーズも『動物園』と揶揄させるほど大声を上げて遊ぶ客層のようですし。

 

それに比べてスマホゲームはつまらなかったらすぐに止められるし、自制心があれば無料でポチポチと気分転換できるし実は、割と平和です。

問題は射幸心を煽ってガチャというギャンブルをさせるシステムなんでしょう。

その点、私が遊んでいるプリコネやアナデンはあまりガチャを煽ってこないので、そこが性に合っているのかもしれない。

 

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スマホゲーも商売である以上課金は必要

重課金がダメ、無課金がダメとか言うつもりはありません。

ただ、どんなスマホゲームもサービスである以上、運営にはユーザーからの課金は絶対に必要です。

だから、「自分が楽しんだ分」という基準を以てしてゲームに課金をするのは、むしろWinWinで喜ばしい事だと思います。

逆に微課金にすら苦言を呈するのは、マネーリテラシーがないのでは?とも。

数円も出せない程度のデータをいじって暇つぶししてる人生がそもそも危ない気がする。(課金の要らないゲームなら話は別)

 

ダメなのは過度にガチャを煽って重課金者を増やそうとする運営や、歯止めが利かなくなって承認欲求や自己顕示欲のためにガチャを回しまくるユーザーです。

射幸心を煽るスマホゲームが多いのも確かだし、キャラを持っているかどうかマウントを取る人もいますけど、でもそれって課金が悪いんじゃなくて、イキっちゃったりギャンブルをしたがるユーザーが悪いんだと思います。

 

ゲームはあくまで気分転換。という付き合い方ができていれば、射幸心を煽るゲームを辞めたりもできるでしょうし、無駄にキャラガチャを回す気も起きないハズです。

まぁ、そう考えると機体がハイパーインフレしていって、重課金者続出させてるであろうガンダムのブラウザゲームは罪深いですね。

彼らにはもう「ガンダム」しかないというのに…(偏見)

(会社の先輩がガンダムトライブの重課金者な模様。)

 

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