9月のゲーム発売ラッシュの間を埋めるために、Nintendo Switch版【トトリのアトリエDX】を購入してみました!
数多くあるアトリエシリーズの中でもトップクラスに評価が高く、難易度も高いらしくて、購入を決めてから非常にワクワクしておりました。
実際にプレイしてから3日程が経ったわけですけど、評判の通りにメチャクチャ面白くて、体に無理をさせながら夜更かしをしてプレイしています。
今回はトトリのアトリエDXの面白さについてレビューをしていきます!
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評価点
ゲームシステム
トトリのアトリエは敵を倒してレベル上げをしたり、素材を集めて錬金術で新たなアイテムを作り出して課題を解決していくRPGです。
普通のRPGと違うのはゲームを進める上で様々な期限があることです。
アイテムの納品やモンスターの討伐の依頼にも、ゲーム内の日数で期限が設けられていて、いかに効率良くやりくりをするかがウデの見せ所になっています。
ダンジョンに向かったりアイテムを作ったり、モンスターと戦ったりフィールドで素材を集めるだけでも日にちが過ぎていくので、スケジュール管理が大事なゲームです。
また、ダンジョンに赴いてレベル上げや素材集めをしようにも、モンスターがかなり強いために回復アイテムや爆弾アイテムを、日にちをかけて作成しなくてはなりません。
町から遠出をすると消耗戦を強いられることにもなるので、気を抜くと全滅しかねない難易度の高さも魅力です。
世界を冒険したりアイテムを作ったり、依頼をこなしていると主人公の冒険者ランクが上がっていき、それに応じて行ける場所が増えて遠出できるようになっていきます。
まずは3年以内に冒険者ランクを一定以上にしないとバッドエンドになってしまうので、注意しながらゲームを進めなければなりません。
難易度の高さが魅力
トトリのアトリエの難易度は高い部類になります。
何が難しいかというと、ザコモンスターが全然ザコじゃないのと、回復アイテムが売ってないんですよね。
体感的にファミコン時代のドラクエに近い難しさだと思います。
最序盤でも新しい場所にうかつに行くと全滅しそうになりますし、かといって回復アイテムを作るにも日数が経過するので焦ります。
RPGによくある「宿屋」というのもなく、アトリエ内のソファーで任意の日数をかけて回復させる仕組みなので、ここでもスケジュール管理が必要です。
回復アイテムを多めに作るか、爆弾アイテムを作って被害を食い止めるか、プレイスタイルによって様々なアプローチで遊ぶことができます。
次々と広がる世界にワクワクする
ゲーム内の様々な目標を達成していくと冒険者ランクが上がっていき、これによってドンドンと世界が広がっていきます。
なんですが、そこそこ効率を意識しながらゲームをプレイしていくと、広がっていく世界のペースに冒険するのが間に合わなくなっていくんですよね。
おそらく、ゲームをクリアするまでに全ての場所を回るには、攻略本が必要なレベルで行ける場所が多いです。(一個一個のマップはさほど広くないけど)
新たな場所にいけるということは、新たな素材やモンスターとも会えるということなので、新たなアイテムや強くなっていく主人公たちにもワクワクします。
また、ダンジョンによっては「このアイテムを作らないと攻略は難しい」というような制限もあったりして、リセットをしないプレイスタイルだとかなりの緊張感があり、これもゲームの面白さに繋がっています。
錬金が(案外)面白い
アトリエにおける「錬金術」とは、最近のゲームでは大して珍しくなくなった「アイテム合成」のことです。
AとBを組み合わせてCを作る。素材の品質によって追加効果がある。
みたいな、よくあるものだと思っていたのですが、
① 素材を用意する大変さ
② 敵が強く、アイテムが重要なバランス
③ 錬金で経験値を貯め、新たな物を作る楽しさ
④ より良い品質のものを作るための試行錯誤
⑤ 製作にかかる日数の管理
これらが絶妙にマッチしていて、ゲーム性の向上に大きく影響しています。
ゲーム自体の難易度が高いからこそ光るシステムですね。
仮に無制限にアイテムを作れたら面白くないと思います。
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優しい登場人物たち
主人公のトトリは13歳の幼い女の子で、周りには父親、姉、幼馴染の男友達、姉の友達や町の人達、トトリの師匠などがいますが、出るキャラの殆どがトトリを大好きなんですよね。
特にトトリの姉と師匠は「こんな人おらんやろ…」と思うレベルでトトリを全肯定します。
でもそれがとても微笑ましくてほっこりするのです。
いわゆる優しい世界というやつです。
今のところ不快なキャラクターもいませんし、ストレスフリーでゲームを楽しむことができています。
また、ストーリーについては、ゲーム側で用意されている物語をこなすというよりも、プレイヤーがどのようにゲームを進めるかに重きを置かれていて、萌えなビジュアルなのに意外と硬派な作りになっています。
まぁ、私はまだ1/4くらいしか進めていないと思われるので、今後はどうなるか分かりませんけど、ネットの評判の高さからみても、これから荒唐無稽な展開になることはなさそうです。
「ゲーム部分」が面白いゲーム
よくネットの批評を見ると、この〇〇ってゲームは「ゲーム部分がない」なんてものをよく見ます。
これは最近のゲームにありがちな、ムービーやストーリー偏重なのを批判するものですが、トトリのアトリエはまさしく「ゲーム部分」が面白いゲームだと思いました。
萌えで可愛いキャラクターなんてオマケみたいなもので、プレイすると見事なゲームデザインに没頭すること間違いなしです!
初めてマトモにプレイするアトリエだけど、お小遣いを奮発して買ってよかったなぁ。
ちなみに今現在の進行度は、2年目の9月で冒険者ランクはシルバーです。
(9段階あるうちの4段階目)
4年目の6月までに7段階目のランクにならないとバッドエンドらしいので、今のところは多分いいペースだと思われます。
トゥルーエンドは無理でも、それなりのグッドエンドが見たいものですね。
多分20時間強くらいで1週目はサクッと終わると思うので、2周目のプレイも念頭に入れつつ全力で楽しみたいところです…!
クリアしました!
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